皆さん今日は。お庭のdiy大先生です。
アクセスしていただき、ありがとうございます。
お庭のdiyや外構工事についてのお悩みなど
コメント欄でご質問いただければ回答させていただきます!
さて今回は・・・
お庭のdiyをしていて見栄え以前に「なんか違うなぁ…。」ってなることありますよね。
事前的に考えておくべき重要なこととして”通り”のことを解説したいと思います。
ちょっとした草花を植えたいから
レンガで花壇を作ろっと
玄関脇に広めのスペース発見!
ここに作れそうだな!
早速やってみた!
日が暮れるまで必死こいて頑張ったものの
完成した頃に、なんか気付く
すっごい曲がって見えるんだが・・・。
diy作業は楽しかったけど、なんか後味悪い結果・・・。
diyなんだからいーんだよ。
10年以上は長持ちする”歪な花壇”爆誕の瞬間である。
・・・事前に把握するべき大切なことの一つが”通り”であること。
ご理解いただけましたでしょうか。
”高さ”と”通り”が理解できれば上手くいく⁉︎
前回の記事でdiyにおいて”高さ”の考え方が重要なことを書きましたが
今回は”通り”について解説します。
とおり???
道のことですか?
やはり文章ではわかりづらいですね・・・。
簡単な具体例を通してお話ししたいと思います。
例えば、レンガで花壇を作りたいとします。
おそらく皆さんが想像されるレンガといえば
縦:20センチくらい
横と高さ:10センチくらい
そのようなタイプだと思います。
このレンガを使用して
縦:3メートル
横:60センチ
高さ:50センチの花壇を作ります。(レンガ約100本使用)
玄関脇にちょっとしたスペースがあるので活用したい状況です。
地面になんとなく線を書いてみて掘る!
惜しいです!
・・・ここまでで抜けているのが”通り”の考え方です。
そして、なんか曲がって見える”歪な花壇”の原因であると言えます。
ところで皆さんは
”遣り方”(やりかた)とか”丁張”(ちょうはり)って聞いたことありますか?
割と早い段階の工事現場、
土の状態が多く、
これから構造物が作られていく。
といった段階の工事現場で、よく見ることができるもので・・・
木の棒と木の板が鳥居のような形で作られているアレです。
一見、何に使われているかわかりづらいアレは
実は超重要なアイテムなんです。
木の棒=高さ
木の板=通り
これがアレの正体です!
(めちゃくちゃ重要なので勝手に動かしちゃダメですよ・・・。)
その遣り方に水糸(工事用の糸)を張って
構造物の”高さ”と”通り”を確認しながら施工するのです。
本題に戻しますが、
これから作る構造物の位置を”正確に定める”。
この作業が必要であると言うことです。
地面に線をかく。これは大先生も正しいと思います!
そしてさらに、”高さ”と”通り”を意識して正確な位置を定める。
ここまでが準備作業となりますが
”通り”を定めるために、もう一つ重要なことがあります。
それは、
どの基準の線をもとに構造物の通りが決められるか?
と言うことです。
基準の線?
何いってんねん!って感じですね・・・。
具体的に解説しますと
どのラインに合わせて構造物を作りますか?と言うことです。
例えば、
お家の基礎のラインに合わせますか?
境界ラインのブロックの通りに合わせますか?
などといったことです。
”高さ”の記事では基準の高さ”G.L”について触れましたが
今回は”基準の線”になります。
補足として言えば、建物の基礎の通りは
一般的に敷地境界線から出していることが多いです。
地形として並行直角の敷地とは限らないので注意が必要ですが
いずれかの敷地境界線を基準にしていることが多いです。
大先生はなるべく”建物の通り”に合わせるようにしています。
なぜなら、
建物に対しての動線がある以上
附帯する構造物が建物に合わせてあることが多いからです。
”建物に沿った道”から見て”歪に見える花壇”
納得していただけましたでしょうか?
”高さ”と”通り”を意識して作業するだけでグッと精度が上がります!
せっかくならdiyといえども
綺麗にバチっと仕上げたいですよね!
今回はdiy(外構工事)での”通り”の重要性について書いてみました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
”高さ”の重要性について
まだ見ていない方は下からチェックしてみてくださいね。
お庭のdiy(外構工事)で大切なこと! ①