皆さん今日は。お庭のdiy大先生です。
アクセスしていただき、ありがとうございます。
お庭のdiy外構工事についてのお悩みなど
コメント欄でご質問いただければ回答させていただきます!


さて今回は、
ブロック積み工事の一連の流れ ②として
第二段階を解説していきたいと思います。

前回の記事の続きとなりますので
まだご覧になっていない方は是非チェックしてくださいね。

ブロック積み工事の第二段階

前回の記事で
境界ブロック積み工事の
高さを出すところまでの解説をさせていただきました。

今回はブロック積みをするための
ブロックの基礎工事について解説していきます。

前回の記事で”根入れ”のことについて触れました。
今回の解説にあたり
根入れは20cmとれていることを前提にお話しします。

まず、ブロックの基礎というのは
地中に埋まっているのが正常な状態です。
つまり1段分のブロックの根入れがあり、
さらに基礎コンクリートが地中に埋まっている状態になります。

次に、基礎コンクリートの厚みと幅についてですが、
これは、ブロックを何段積むことになるのか?
積む段数によって基礎の厚みや幅は変わってきます。

一般住宅の境界ブロック積みで
3段積みであれば 厚み:10cm、幅:30cmくらい
4段積みであれば 厚み:10cm、幅:40cmくらい
コストを加味して考えると
基本的な仕様は上記のようになると思います。
厚みに関しては15cm、20cmなど考え方により変わります。

今回解説している工事のケースでは
駐車場側の一番低い方で5段積み(4m程度)
残りの敷地の奥の方までは3段積み(15m程度)に変わるという設定にします。

5段積みの部分の基礎は
厚み:15cm、幅:45cm

3段積みの部分の基礎は
厚み:10cm、幅:30cm

大先生なら実際の経験則から上記のように設定します。
基礎の厚みと幅は設計段階で決まっていることなので
工事の前に必ず確認しておきます。


次に、基礎工事で最も重要なことをお話しします。
それは、鉄筋を組むことです。

余談となりますが、
皆さんは、差し筋(さしきん)って聞いたことがありますか?
ハッキリ言いますが、
現在のブロック工事ではグレーな手法になります。

具体的に説明しますと、
ブロックの構造には鉄筋を配筋することになりますが、
立ち上がりに入る鉄筋を縦筋(たてきん)
横に通す鉄筋を横筋(よこきん)と言います。(呼び方は業者によりきりです。)

これらのうち、
ブロックの基礎に関連しているのは縦筋になります。
しっかりとしたブロック積み工事を行う上で
縦筋を正確な位置に配筋しなければなりませんが

差し筋という手法は
ただ基礎コンクリートに縦筋を刺すだけなので
構造上しっかりとした品質にはなりません。

では、通常はどのような施工になるかというと
基礎コンクリートに縦筋が一体化するように鉄筋を組みます。

通常の施工であれば
ブロックの立ち上がり(幅:12cm)に対して基礎コンクリート(幅:30〜40cm)は
内側に張り出るような形になります。
差し筋という手法では縦筋は基礎コンクリートに刺さっているだけです。
つまり、ブロックの立ち上がりの長さ+コンクリートに刺さる長さが
直立するような格好で基礎コンクリートに刺さります。

一方で、通常の施工となる”鉄筋を組む”というのは
ブロックの立ち上がり+基礎コンクリートの張り出しの幅
これらを想定し、加工したL字のような鉄筋を縦筋に使用します。
そして基礎コンクリートの延長の長さに対して流す鉄筋と
焼きなまし鉄線とよばれる結束線で結束します。

つまり通常の施工をすれば、

基礎コンクリート
縦筋
ブロック

それらが”一体化して壊れにくいということ”
すなわち、基礎コンクリートが崩れない限りは
縦筋がブロックから抜けるということは起きないのです。

差し筋は簡単に抜けます。
ブロックの解体をすると良く分かります。
そもそも差し筋という手法は工程のちょろまかしに過ぎません。
ブロック工事に携わる業者で、
未だに差し筋を推奨しているのであれば
安過ぎる仕事をしているか熟練不足に他なりません。


差し筋での施工をしたところで、
1時間かそこらしか
全体の施工にかかる時間は変わりません。

人海戦術や工夫次第で簡単に遂行できます。

基礎となる部分こそ入念に手を加える。
これぞdiy大先生の魂です。

話を戻します。

縦筋について、もう少しお話しすることがあります。
それは、縦筋の間隔についてです。

基本的なブロックの長さは
39(40)cmということは解説しました。
縦筋というのは一般的な施工では
ブロックとブロックが繋がる目地(ジョイント部分)の穴に収まります。
ということは、40cmくらいの間隔で縦筋が設置されることが分かりますね。
この縦筋を設置する間隔というのも仕様で変わります。

業界では400ピッチとか800ピッチなんて言います。
大先生は400ピッチ(40cm間隔)派です。
つまり、ブロック1本に対して1本の縦筋が入る仕様です。
800ピッチも仕様によって施工しますが、
400ピッチの方が鉄筋を組む際に配筋間隔が楽なんです。

縦筋の間隔については
やはり、ブロックを積む段数によって判断されることが多いです。

3段積みくらいまでは800ピッチでも差し支えないと思います。
5段積みともなると間違いなく400ピッチとした方が良いです。


最後に、実際の鉄筋の組み方のイメージを添付したいと思います。



さて今回は、
ブロック積みの基礎工事について解説させていただきました。
次回はブロック積みの通りを出すことについて解説したいと思います。

最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。

投稿者

大先生

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